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当院は女性医師による産婦人科診療を行っています

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2022年10月12日 スタッフブログ

赤ちゃんの寝かしつけ
2ヶ月の会開催時、ママ達のお悩みとして、背中スイッチに関することが良くあげられます。
背中スイッチは、ほとんどのママ達が経験することです。
やっと寝たと思っても布団においた瞬間におきてしまう、、、

これが続くと、ママは疲れてしまうかもしれません。


今回、理化学研究所の国際共同グループが科学的根拠に基づく赤ちゃんの泣きやみと寝かしつけの
ヒントを発見したとの報告がありました。
赤ちゃんが泣いている時、母親が抱っこして5分連続で歩くと、泣き止むだけでなく、約半数の赤ちゃんが寝付くことを発見しました。
また、親の腕の中で眠った赤ちゃんをベッドに置くとき、赤ちゃんが目覚めやすいのは
親から体が離れるタイミングであり、
ベッドに置いた後一部の赤ちゃんは起きてしまいますが、
眠り始めから座って5~8分間待ってからベッドに置くことで赤ちゃんが起きにくくなることが報告されました。
(科学雑誌「Current Biology」オンライン版:2022年9月13日付け)

赤ちゃんが寝てからしばらく様子をみて布団に寝かせると、寝かしつけの成功率もあがるかもしれません。
背中スイッチとよく聞きますが、体が離れるタイミングで覚醒しやすくなるので、
胸をやさしくトントンしながら離れるのもいいかもしれませんね。


当院のスタッフの経験からも、寝かせる時のポイントがいくつかあります。
寝具が冷たすぎないか確認すること、置くときには頭、お尻の順に布団において、手を抜くときは
頭、お尻の順にゆっくりと離していく、同時に胸をトントンしながらすると成功しやすいと感じています。
背中を丸めた体勢が落ち着くので、授乳クッションやバスタオルを使った寝床を作ることもあります。

また、赤ちゃんはママの焦りを感じ取るものです。
ふっと目が明いた時も横にいて優しく声をかけてトントンしてあげるのもいいですね。
毎日頑張っているママも一緒にお昼寝するのもいいと思います。


2か月の会では参加されたママ同士で、同じ時期の悩みに関して情報共有され、共有することですっきりされる方も多いです。
1人で頑張らないでくださいね。
育児相談に参加したり、産後ケアを利用したり、スタッフが力になれればと思っています。
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